第九Chapterプロセスの続き～A

　　　

　　　プロセスの続き～A　　　　　　　　　　　　　

 

１０・矢倉投　　　　　　Yaguranage
１１・百日紅　　　　　　Sarusuberi
１２・綾手取（八重垣）　Yaegaki
１３・綾手取（面　影）　Omokage
１４・本　逆　　　　　　Honngyaku
１５・蛇　蝎　　　　　　Dakatu
１６・帆　走（響　波）　Hobasiri
１７・肘衣取（大　返）　Oogaesi
１８・肘衣取（火　影）　Akari
１９・肘衣取から顔面を突く（太極投）Taikyokunage
２０・諸手取（諸手投）　Morotenage
２１・両手取（戦　風）　Soyokaze
２２・両手取（太極投）　Taikyokunage
２３・両手取（両手裏投）Ryouteuranage
２４・両肘衣取（響　投）Yuranage

 

　　　　　　・矢倉投　Yaguranage　YouTube

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一図）（受方）右足を進めて右手で捕方の左手を取って引く、
（二図）（捕方）其の瞬間、脊椎を緩め核で千尋を描きながら肘を捻
　　　　　　　　り受方の右手の内側から掌を上に向けて丸く廻し上
　　　　　　　　げ
（三図）　　　　右足を左足の後へ退き同時に右手で受方の右手を優
　　　　　　　　しく押さえ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（四図）左足を踏み出しながら左手先を肘を伸ばし受方の右小手に同
　　　　時に当て
（五図）右足を左足の後に退きながら右手を受方の後首に掛け同時に
　　　　左手を受方の右手首に当て（大返しに変化する）
（六図）左足を横に開きながら受方の右手を受方の後に伸ばし上げ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（七図）右足を左足の踵へ退き更に受方の背後に大きく廻し上げ
（八図）左足を捻り直し同時に受方を我が前へ下に投げ落とす。

　　　　　・百日紅　Sarusuberi　YouTube

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一図）（受方）右足を進めて右手で捕方の左手を取って押さえる、
（二図）（捕方）其の瞬間、小胸筋を緩め核で千尋を描きながら左肘
　　　　　　　　を曲げて手を上方へ引き上げ
（三図）　　　　右足の後に左足を退き

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（四図）我が左手をお尻の方から下方へ下げながら
（五図）右手を受方の左肩に優しく当て同時に右足を左足の内側に開
　　　　き
（六図）我が前下に受方を倒す。

　　　　・綾手取（八重垣）Yaegaki　YouTube

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一図）（受方）右足を進めて右手で捕方の右手を綾で取って引く、
（二図）（捕方）其の瞬間、脊椎を緩め核で千尋を描きながら肘を捻
　　　　　　　　り受方の右手の外側から掌を上に向けて丸く廻し上
　　　　　　　　げ
（三図）　　　　受方の肘関節を左手で取り

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （四図）左足を受方の右側に踏み出しながら受方の右手を右肩口に
　　　　上げ
（五図）右足を進めながら受方の右手首を少し捻り
（六図）左足を踏み出し受方の右手を圧しながら倒す。

　　　　・綾手取（面　影）Omokage　YouTube

（一図）（受方）右足を進めて右手で捕方の右手を綾で取って引く、
（二図）（捕方）其の瞬間、脊椎を緩め核で千尋を描きながら肘を捻
　　　　　　　　り受方の右手の外側から掌を上に向けて丸く廻し上
　　　　　　　　げ
（三図）　　　　廻し下し左足を受方の右側に踏み出しながら右手
　　　　　　　　で受方の右手を取り同時に左手で肘を取って我が
　　　　　　　　右腰に付け　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

（四図）右手を受方の右手の内側から上方へ滑らし
（五図）右足を進めながら受方の右腕を圧し
（六図）左足を踏み出し枝垂れて受方を倒す。

　　　　　・本　逆　Honngyaku　YouTube

 

（一図）（受方）右足を進めながら右手で捕方の左手を取って引く
（二図）（捕方）其の瞬間、外側からの千尋を描きながら受方の右手
　　　　　　　　の外側から掌を小手に掛け
（三図）　　　　受方の右手を我が右手で内側から押さえ同時に右足
　　　　　　　　を左足の後に退き

 

（四図）左足を進めながら受方の右小手を左手先で圧し
（五図）受方の右手から左手を抜きながら右手で受方の右手を挟み
（六図）その右手の外側から左手で抱えて絞め受方の右手と右肘関
　　　　節を極む、これを本逆と言う、次に

　

（七図）右足を左足の後に寄せながら受方の右小手の上に左手を乗
　　　　せて圧し同時に右手を受方の後首に掛け
（八図）左足を開きながら受方の後首を圧し
（九図）同時に受方の右手を大きく廻し上げ我が前下に投げる。

　　　　　　・蛇　蝎　Dakatu　YouTube

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一図）（受方）右足を進めながら右手で捕方の左肘を取って引く
　　　　　　　　（注意）肘を掴んで引きながら顔面を突く事あり。
（二図）（捕方）其の瞬間、外側からの千尋を描きながら受方の右手
　　　　　　　　の外側から掌を上に向け同時に右足を左足の後に
　　　　　　　　退き
（三図）　　　　左足を進めながら受方の右手を我が右手で内側か
　　　　　　　　ら押さえ取り

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（四図）左肘を捻りながら受方の右小手を圧し
（五図）受方の右手の上から左手を地に向けて差し込み（そのまま右
　　　　足、左足と歩くと受方は倒れる蛇蝎）
（本編）左足を踏み下ろしながら左手を受方の右小手に当て　
（六図）右足を左足の後に退きながら右手を後首に当て同時
　　　　に左手を受方の右手首に滑り下し（大返しに変化する）
　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（七図）左足を開き直しながら右手で受方の首を圧し
（八図）右足を左足の後に退きながら受方の右手を大きく廻し上げ
（九図）左足を開きながら受方の後首を圧して受方を我が前下に投げ
　　　　る。

　　　　・帆　走（響　波）Hobasiri　YouTube

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一図）　　　　双方共自然体で向き合う
（二図）（受方）右足を進めて両手で捕方の両手を取って引く
　　　　（捕方）其の瞬間に両手を引かれながら
（三図）　　　　右足を受方の右足の前に踏み込み同時に左手を受
　　　　　　　　方の胸前に伸ばし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（四図）左足を受方の右足の後に踏み込みながら我が右手を額に上
　　　　げ同時に左小手を受方の胸前に付け
（五図）象った両手はそのままで
（六図）体を左側に揺らぎながら受方を圧して倒す。

　　　　・肘衣取（大　返）Oogaesi　YouTube

 

（一図）（受方）右足を進め右手で捕方の左肘衣を取って引く
（二図）（捕方）其の瞬間、外側の千尋を描きながら左手を受方の外
　　　　　　　　側に肘で振り上げ （掌は上向け）
（三図）　　　　左足の後に右足を退きながら我が左小手を受方の右
　　　　　　　　小手の外側から掛け

 

（四図）左足を開きながら受方の右小手を圧し同時に我が右手を受方
　　　　の後首に当て
（五図）左足の後に右足を退きながら右手で受方の後首を圧し同時に
　　　　受方の右手を受方の背後に大きく廻しあげ
（六図）受方を我が前下に投げる。
　　　　（注意）肘を取って引きながら顔面を突く事あり。

　　　　・肘衣取（火　影）Akari 　YouTube

 

（一図）（受方）左足を進め左手で捕方の右肘衣を取って引く
（二図）（捕方）其の瞬間、内側の千尋を描きながら右手を受方の内
　　　　　　　　側へ肘を振り上げ （掌は上向け）
（三図）　　　　我が右手を受方の左上腕に当て

 

（四図）受方の左上腕を圧しながら
（五図）右手を受方の上腕から外し
（六図）同時に膝を屈しながら受方を我が横に引き倒す。

　・肘衣と顔面突く（太極投）Taikyokunage　YouTube

 

（一図）（受方）左手で捕方の右上腕を掴んで引きながら右拳で捕方
　　　　　　　　の顔面を突く
（二図）（捕方）其の瞬間、二之歩で捌きながら左足の後に右足を退
　　　　　　　　き受方の左手の外側に振り上げ
（三図）　　　　左手の上に廻し下ろし同時に右手を受方の左拳の内
　　　　　　　　側から上げ

 

（四図）左足を横へ開きながら両手で受方の両手を下方に圧し
（五図）左手を受方の右足の下に掬い送りながら受方の右手を受方の
　　　　背後に大きく廻し上げ
（六図）我が前下に投げ落とす。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（一図）　　　　双方共自然体で相対する
（二図）（受方）右足を進めて諸手で捕方の右手を取って押さえる、
（三図）（捕方）其の瞬間、左足を受方の右側に踏み出し脊椎を緩め
　　　　　　　　核で千尋を描きながら受方の右手の外側から掌を上
　　　　　　　　に向けて丸く廻し上げ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（四図）　　　　受方の左側へ大きく廻し同時に左手を受方の右肩に
　　　　　　　　当て
（五図）　　　　右足を左足の後へ退きながら受方の両手を廻し下し
（六図）　　　　受方の両手を右下方へ圧し同時に我が左手で受方
　　　　　　　　の右肩から霞を掛け受方を倒す。