無象之象

     千尋とは

        萬物の理が

            含まれる

        形も色も

           実態もない


     それ “無象之象” なり

01・千尋~撞木掬 Syumokusukui
02・千尋~   Ume
03・千尋~   Sakura
04・千尋~牡 丹 Botan
05・千尋~山 萩 Yamahagi

 象り無き象り、何か変かね?
それは今まで、景色を“象った”姿であるが、“象り”の千尋は、万物の
理にある。その万物の一つ、人間は背骨を地球の中心へ真っ直ぐにし
て歩む(舞う)事が“無象之象”ただそれだけのこと。
 その“無象之象”は千尋のエネルギーで無限の可能性があり、全身ど
こにも歪みもなく正しく歩む(舞う)ことは、全身の関節が交互に捻
られる事によって、体内のエネルギーが湧き上がる。
 しかし、姿が崩れた“象り”はエネルギーもなく崩れるだけ。
 次に“無象之象”を数手、紹介する。

  ・千 尋~撞木掬 Syumokusukui YouTube


(一図)(受方)右足を進め右手で捕方の左手を取らんとする、
(二図)(捕方)其の瞬間、千尋を描きながら右足の後へ左足を退き
        同時に左手で受方の右手を外側から掬い
(三図)    左足の内側に右足を開き


(四図)右手を受方の左肩に当てながら左足を斜め前に進め
(五図)続いて右足を斜め前に進め
(六図)右足の内側に左足進め平行しながら受方の左肩を優しく圧し
    同時に左手で持つ受方の右手を放す

     ・千 尋~梅 Ume YouTube


(一図)(受方)右足を進め右手で捕方の左手を取る、
(二図)(捕方)其の瞬間、千尋を描きながら左手の掌を上に向けて
        返し
(三図)    受方の右手に乗せながら右足の踵を軸にして右側へ
        足先を向けて捻り


(四図)左足を斜め前に進め
(五図)右足を前に進め
(六図)右足の内側に左足を進めて平行で立ちながら受方の右手を左
    手で圧して受方倒す。

     ・千 尋~桜 Sakura  YouTube


(一図)(受方)右足を進め右手で捕方の左手を取る、
(二図)(捕方)其の瞬間、千尋を描きながら左手の掌を上に向けて
        返し受方の右手に乗せ
(三図)    右手を捻り戻し


(四図)左足の踵を軸にして足先を向けて左側へ捻り同時に左手を腰
    に戻し丁度千尋が一回転する
(五図)左手の掌を上に向けて捻りながら右足を斜め前に進め左足も
    半歩進め
(六図)右足の内側に左足を進めて平行で立ちながら受方の右手を左
    手で圧して受方倒す。

    ・千 尋~牡 丹 Botan YouTube


(一図)(受方)右足を進め両手で捕方の両手を取る、
(二図)(捕方)其の瞬間、千尋を描きながら左手を受方の両手の間
        から右手を受方の左手の外側から同時に振り上げ
(三図)    我が両手を受方の両手首に上からかけ左足の踵を軸
        にして右側へ同時に捻り


(四図)右足を斜め前に進め
(五図)続いて左足を斜め前に進め
(六図)左足の内側に右足進め平行にしながら受方の両手を圧して倒
    す。

    ・千 尋~山 萩 Yamahagi YouTube


(一図)(受方)右足を進め両手で捕方の両腕を取る、
(二図)(捕方)其の瞬間、千尋を描きながら左手を受方の右手の外
        側から左手を受方の両手の間から同時に振り上げ
(三図)    左足の踵を軸にして右側に捻りながら左手を受方の
        右肘関節を下から当て同時に右手を受方の左腕に当


(四図)左足を斜め前に進め
(五図)続いて右足を斜め前に進め
(六図)右足の内側に左足進め平行にしながら受方の両腕を圧して倒
    す。
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